キッチンのイメージ

私たちは「衣・食・住」という3本柱に支えられながら毎日の生活を送っています。
この中のたった1つが欠けても生活に支障が出てしまうほど、どうしても外すことのできない柱です。
その中でも「食」は、私たちが健やかな身体を保つために大きな要となるもので、それを担うのがキッチンという空間です。

キッチンは住まいの中でも重要な核となる部分といえるでしょう。
だいたいの間取りでキッチンはリビングやダイニングと隣接して位置づけられていますが、これは私たちの生活動線を考える上で、リビングやダイニングはいわば”リラックスの場””憩いの場”であって、それが住まいの中心となることが多く、「食」という行為がその場所の近くにある、つまりキッチンは住まいの中心を支える場所といえるのです。

しかし、キッチンはどちらかというと閉鎖的な空間です。
リビングなどと違って、人を招き入れるところではなく、逆に来客にキッチンを見られることを嫌う人のほうが多い気がします。
なぜならば、毎日料理をすることでとても汚れやすいし、普段から何を食べているのかといったプライベート部分が丸出しになってしまうため、隠しておきたい部分といえるのでしょう。

ただ、リビング・ダイニングに人を招き入れることで隣接するキッチンの一端をみられてしまうことも多く、汚いままにしておくわけにはいきません。
したがってキッチンを機能的かつオシャレでキレイな空間にしようとする工夫は、テレビや雑誌などでも特集が組まれることが多く、またキッチン雑貨も最近は驚くほど充実しています。

”縁の下の力持ち”というべき場所であるキッチンではありますが、キッチンが整った空間であればそこで作られる料理にも明るさやセンスが加わって、さらに「食」が楽しいものになるかもしれません。
人には見られたくないけれど、キッチンは意外と気合を入れて綺麗にしておくべき空間かもしれません。